これらのデバイスは、レーザー光によるフォトバイオモジュレーション(光生体調節)やパルス磁場療法(PEMF)、さらには波動療法的アプローチを組み合わせた先進的な機器であり、術後の創傷治癒促進、慢性疼痛(関節炎など)の軽減、高齢動物のQOL向上、ストレス緩和、口内炎のケアなど、様々な症状・課題に対して補助的または代替的な効果が期待できます。効果と安全性は科学的エビデンスによって裏付けられており、薬物療法や物理療法、鍼灸治療など他の治療法と併用して相乗効果を発揮することも期待できます。
最先端の医療と自然療法が共存する国・ドイツ。
この地では「バイオレゾナンス(生体共鳴)」や「波動療法」が医学教育にも取り入れられ、医師や獣医師が補完療法として実際の臨床に取り入れていることで知られています。
その中で20年以上の実績をもつウェルネス機器が、ドイツAMS社が開発した「CEPES LASER」。
低出力の赤色レーザー(ソフトレーザー)と、地球の共鳴リズムを再現したパルス磁場(PEMF)を同時に出力する、世界的にもユニークなケアデバイスです。
MEDISEND®は、シューマン共鳴などの自然周波数を再現するポケットサイズの周波数発生器です。
PCやスマートフォンなどの人工的な電磁波環境に囲まれる現代、ペットや飼い主の“見えないストレス”にやさしく寄り添い、自然本来のバランスをサポートします。
音も光も出ない静かな設計で、外出先や就寝時、リラックスしたい時間にそっと使えるセルフケアツールです。医療機器ではありませんが、日々の環境調整を助ける補完的な選択肢として注目されています。
MEDISEND®protectは、USBに接続するだけで地球の自然な周波数(シューマン共鳴)を再現する小型の周波数発生器です。
PCやWi-Fiなどの電磁波に囲まれた環境で、ペットや飼い主の心身にやさしく働きかけ、快適な空間づくりをサポートします。
自宅やオフィス、ペットのケージ周辺にも設置でき、毎日のセルフケアに取り入れやすい非侵襲・非医療のウェルネスツールとして注目されています。
CEPES LASER
販売価格:138,000円
MEDISEND®
販売価格:78,000円
MEDISEND®protect
販売価格:26,000円
電磁波と健康に関する最新情報
極低周波磁場の発がんリスク評価(WHO/IARC)
WHOの下部組織である国際がん研究機関(IARC)は、送電線などが発生する極低周波(ELF)磁場を「グループ2B(ヒトに対して発がん性の可能性あり)」に分類しています 1 。この評価の根拠として、0.4μT (マイクロテスラ)程度以上の磁場への慢性的な暴露と小児白血病リスク増加との間に統計学的な関連が認められたためです 1 。IARCの作業部会は複数の疫学研究データを統合したプール解析(Ahlbomら2000年・Greenlandら2000年)に基づき、0.3~0.4μT超の平均磁場暴露を受けた子供では0.1μT未満の場合に比べて小児白血病の発生率が一貫して高いことを報告しました 1 。一方で0.3~0.4μT未満の比較的低い暴露ではリスク上昇は観察されませんでした 2 。これらの知見が支持されたものの、交絡要因やバイアスを完全には否定できず、生体実験で明確な発がん性の証拠もないため、IARCは「発がん性の可能性あり(2B)」と位置付けています 3 4 。例えば欧州委員会の専門家委員会(SCENIHR)による2015年の総括でも「平均 0.3~0.4μTを超える暴露で小児白血病リスク増加が示唆されるが、因果メカニズムは不明で実験的支持もない」と報告されています 4 。
電磁波過敏症(EHS)の有病率と各国における認知
電磁波過敏症(EHS: electromagnetic hypersensitivity)は、電磁波暴露によって体調不良を訴える症候群です。一般人口におけるEHSの有病率の推計値は国や調査方法によって大きく異なり、ごく僅か(100万人に数人程度)から数パーセントに及ぶ場合もあります 5 。例えば、無作為抽出によるイギリスの調査(2007年)では約4%の人々が自分は電磁波に敏感だと回答しています 6 。一方、台湾では2007年に13%と比較的高い割合の自己申告者がいましたが、その後の2013年調査では約5%まで低下しており、オランダでも2009年に7%から2011年に4%、ドイツでも2009年に10%から2013年に7%へと自己申告率が減少した報告があります 7 。このように報告例には地域差・時代差があり、各国での電磁波リスクに関する情報や関心度合いによって有病率が影響を受けている可能性が指摘されています 8 。
電磁波過敏症は正式な医学的疾患名としては確立されていませんが、症状に苦しむ人々への支援策が取られている国も存在します。スウェーデンでは電磁波過敏症は公式に「機能障害(functional impairment)」として認められており、患者は環境改善や補助金などの支援を受ける権利があります 9 。このスウェーデンの立場では、「障害」とみなすことで周囲の環境側に問題があると捉え、本人を病人扱いしないという特徴があります 9 。また、ノルディック理事会(北欧閣僚理事会)は2000年に電磁波過敏症(当時は「電磁波不耐性」)を労働上の疾病として認識し、電気のない環境では症状が消失することを報告しています 10 。一方でWHOは2005年の見解で「EHSは明確な診断基準がなく、症状と電磁波曝露の因
果関係を裏付ける科学的根拠はない」としており
11,12、医学界での統一的な承認には至っていません。しかしながら、症状自体は本人にとって深刻で生活に支障をきたすこともあるため、各国で福祉的・社会的配慮が模索されています。
シューマン共鳴の周波数構成と生体への影響
地球表面と電離層との間に生じる定常電磁場振動であるシューマン共鳴は、主に雷放電によって励起される極低周波の電磁波です。その周波数スペクトルはおよそ7~50Hzの範囲に分布し、特に基本モード約7.8Hzをはじめ14Hz、20Hz、26Hz、33Hz、39Hz、45Hz付近に複数のピーク(高調波モード)が存在します 13 。季節や昼夜で電離層の状態が変化するため、共鳴周波数は日変化や季節変動で±0.5Hz程度変動します 13 。シューマン共鳴の振幅は非常に微弱(ピコテスラオーダー)ですが、これらの周波数帯は生体リズムや脳波とも重なり合っています。例えば、人間の脳波のアルファ波は7~12Hz程度で、シューマン基本波の7.8Hzや第二高調波の約14Hzと近い周波数です。実際、ドイツの研究者ヘルベルト・ケーニッヒはシューマン共鳴の第1 ・第2モードと人間の脳のアルファ波が同じ周波数帯にあることを発見し、これは長い進化の過程で人間が地球環境の電磁リズムに適応した結果ではないかと推測しています 14 。また近年では、屋外で人間の脳波と周囲のシューマン共鳴磁場を同時測定し、7~8Hzや13~14Hz帯などで信号の位相や振幅が一時的に同期する「高調波の同調」現象を確認した研究も報告されています 15 。このようにシューマン共鳴は地球の背景振動として生物の脳活動や生体リズムに影響を及ぼしている可能性が示唆されています。
宇宙空間でのシューマン共鳴の欠如と人体への影響: 地球上ではあまねく存在するシューマン共鳴ですが、地球の大気圏外(電離層の外側)には届かないため、宇宙飛行士への影響も議論されています。国際宇宙ステーション(ISS)はまだ地球低軌道にありシューマン共鳴の影響下にありますが、月面は明確にその圏外です 。アポロ計画の月飛行では滞在期間が短かったため明確な影響は観察されませんでしたが、今後の長期月探査で「シューマン共鳴が届かない環境が人体に及ぼす影響」が懸念事項となっています 16 。この問題意識から、過去には地下遮蔽空間での実験も行われました。ドイツのヴェーバー教授(Max Planck研究所)は地表の電磁界(シューマン共鳴を含む)をほぼ遮断した地下実験施設に被験者を数週間滞在させる実験を行い、被験者は概日リズムの乱れ、頭痛や情緒不安定などの症状を呈しました 17 。しかし環境に7.8Hzの人工磁場(シューマン基本周波数)を再導入すると、被験者の生体リズムや体調が安定したという結果が報告されています 18 。これらの知見は、シューマン共鳴など極低周波の電磁環境が人間の生物学的時計や中枢神経系に何らかの役割を果たしている可能性を示唆するものです 19 。
NASAもまた、人間が地球の自然な電磁リズムから切り離された環境に長期間置かれるこ
とへの対策を研究しています。宇宙空間での長期ミッションに備え、
NASAの研究者は7~10Hz前後の弱いパルス磁場が生体に与える影響を細胞レベルで実験しました。例えば米国ジョンソン宇宙センターのGoodwin博士らは、人の神経細胞を用いた培養実験で「微弱で急変する低周波磁場が細胞の増殖や形態、遺伝子発現に強い影響を及ぼす」ことを発見しています 20 。NASAは実際に約10Hzのパルス磁場発生装置を開発・特許取得し、この装置による磁場(約0.1~20μT程度の極低磁界)を当てた培養細胞では対照より増殖が促進され寿命が延びると報告されました 21 。これは宇宙飛行士の骨密度維持や筋萎縮防止のための非侵襲的カウンターメジャー(対策デバイス)開発が目的であり、実際に長期宇宙滞在での健康維持に応用する研究が進められています 21 。このようにシューマン共鳴と同程度の周波数帯の人工磁場は、生体機能の維持や調整に寄与する可能性が示唆されており、地上でも健康増進目的で7.8Hz前後の電磁波を発生させる製品が登場するなど応用研究が行われています 22 。
参考文献: 世界保健機関(WHO)やIARCによる公表資料、各国の疫学調査結果、並びにNASAや欧州の研究報告から最新知見を要約しています 1 4 6 9 14 17 (本文中に出典番号を示す)。
1 2 3 ARC evaluation of ELF magnetic fields: Public understanding of the 0.4-μT exposure metric |
Journal of Exposure Science & Environmental Epidemiology
https://www.nature.com/articles/7500643?error=cookies_not_supported&code=a0d97dcc-6d54-46d1-8fcf-0974e87fd767
4 Electromagnetic Fields and Cancer ‒ NCI
https://www.cancer.gov/about-cancer/causes-prevention/risk/radiation/electromagnetic-fields-fact-sheet
5 6 7 8 Electromagnetic hypersensitivity ‒ Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Electromagnetic_hypersensitivity
9 Electrohypersensitivity: a functional impairment due to an inaccessible environment ‒ PubMed
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26613327/
Electrohypersensitivity: handicap often mistaken for a psychiatric disorder – La Maison du 21esiècle – Le Magazine de la Maison Saine
https://maisonsaine.ca/english?id=100375
11 Radiation and health
https://www.who.int/teams/environment-climate-change-and-health/radiation-and-health/non-ionizing/hypersensitivity
13 14 15 17 18 19 20 21 22 Schumann Resonances and their Effect on Human Bioregulation
https://www.brmi.online/post/2019/09/20/schumann-resonances-and-their-effect-on-human-bioregulation
16 Microsoft Word – STOLCVIKTOR.docx
http://surveygizmoresponseuploads.s3.amazonaws.com/fileuploads/ 623127/6378869/154-48a5766284d47dc2523cb38d856654f6_STOLCVIKTOR.pdf